近畿百選、みてある記~近畿の魅力を発信します!~

近畿2府5県(三重・滋賀・京都・奈良・和歌山・大阪・兵庫)を巡ります!

近畿百選⑫ 御城番屋敷とホルモン 三重県「松阪」

近鉄線を松阪で下車。松阪駅近鉄とJRが乗り入れた駅で地方の中心都市らしい風格ある駅舎である。両線合わせて8番線まであり貫禄十分だ。松阪といえば「松阪牛」であるが、本日はそれが目的ではない。行先は「御城番屋敷」。駅から商店街を通り、街並みを見ながらぶらぶら歩いて15分くらいかな。ちょうどいい距離感。「松阪城跡」や「本居宣長記念館」なんかも近くにありなかなか楽しい。その松阪城警護のため紀州藩士が移り住んだ武家屋敷だそうだ。石畳の通りを歩くとまさに江戸時代にタイムスリップしたような気になる。和服を着て歩けばもっといい感じかな。夏なら浴衣やな。建物内も見学でき気分は時代劇。決して有名な観光地ではないけれどおススメやな。食事はやはり「松阪牛」といきたいが今回はあまりお金がない!ビフテキ」の文字が遠のく・・・。ということで今回は「ホルモン」に決定。例によってネットで検索後、良さそうな店をカンで選んで入店。「ホルモン」といえば「じゃりン子チエ」を思い出すな。今回は電車なのでビールとホルモンという至福の時間を堪能。美味い、というより、まずいわけがない。味噌だれが絶品やな。しかも安い。ごちそうさまでした。そういえば、「孤独のグルメ」大晦日スペシャルだったかで、五郎が松阪を訪れていた。五郎は松阪牛を求めていたが、入ったのが鶏焼肉の店であった。そう、この辺りは鶏肉、いわゆる「かしわ」も有名なのだ。五郎の入った店を検索すると残念ながら駅から遠く歩いていける距離ではない。今度車で来るときに立ち寄って「五郎‘sセレクション」を堪能するとしよう。ところで日曜日に「夏場所」が終わった。73代横綱照ノ富士」の見事な復活優勝に喝采である。彼は、最高の横綱の一人やな。そしてここ松阪は57代横綱三重ノ海」の出身地だ。今、相撲といえば「モンゴル勢」だが、一昔前は「ハワイ勢」や日本では「北海道」「青森」だったが、関西出身の横綱は実に少ない。「三重ノ海」以外ではお隣、津市出身の60代「双羽黒」がいるがそれ以外では自称「好角家」の私でも思い出せない。歴代横綱で調べると何と26代横綱「大錦」(大阪府)まで遡るから驚きである。少し脱線したが横綱を産んだ市という加点も加え魅力満載の松阪だった。

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