近畿百選、みてある記~近畿の魅力を発信します!~

近畿2府5県(三重・滋賀・京都・奈良・和歌山・大阪・兵庫)を巡ります!

近畿百選⑯ 伊勢神宮が「子」 滋賀県「多賀大社」

「お伊勢参らばお多賀へ参れ お伊勢お多賀の子でござる」と謳われている滋賀県屈指の大社「多賀大社」ここも私が大好きな神社である。伊勢神宮を「子」とするから大したものである。これは、ご祭神が親子関係にあるからということらしいが。彦根から、ローカル線「近江鉄道」にのって「多賀大社前駅」で下車し徒歩10分くらいかな。地方ローカル線の風情豊かないい駅舎である。近江鉄道自体が乗って楽しいし、車両も駅も魅力いっぱいの鉄道。例によって1日乗り放題もあるから、これを利用して沿線を楽しむのも一興やな。さて、大社の鳥居前にはみやげ物店や飲食店が並んでいる。名物「糸切り餅」と「赤こんにゃく」を購入し食べ歩きへ。

門前を少し入ったところにあったお店で焼き団子を食す。味噌だれが美味しい。その後、近江牛コロッケを食してからいよいよ多賀大社へ。鳥居前で一礼してから参拝。「太閣橋」という橋を上り下りして境内へ。この橋は、かなり急こう配やな。お年寄りなどは、無理に橋を上がり下りせずとも普通に歩いて境内へ行けるから大丈夫。神聖な気持ちで参拝。今回も心が洗われるような清々しい気持ちになる。参拝の後は、境内にあるお蕎麦屋さんで「寿命そば」を頂く。少し食べ歩きをしたのでシンプルにかけそばをチョイスし、自販機で食券を購入。ゆったりした気分でおそばを頂く。おいしい。文字通り寿命が延びた気分になる。多賀大社へ自動車で来る場合は、参拝者用駐車場が近くにあるから安心。観光案内所も兼ねており無料であるからありがたい。但し、お正月の期間は有料のようだ。その時期は、警備員の方も立っている。数年前の1月中頃だったかに行ったときはすごい混雑だった。あと、交差点を入ったところに数は少ないが数台は停められる駐車場もあるが料金は何と「お気持ち」となっている。一体いくら入れたらええんやろ?と悩むな。初めてここを訪れたときは確かここに止めて500円を入れた記憶があるが。。。ところで似た名前で「多度大社」という神社があるが、あそこは三重県。間違えないようにね。「お伊勢七度熊野へ三度 お多賀様へは月参り」改めて思うが、紀伊半島にはいいところがいっぱいあるな。