近畿百選、みてある記~近畿の魅力を発信します!~

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近畿百選⑧ popcorn  大阪府「吉本新喜劇」

一番最近、よしもと新喜劇を見に行ったのはもう数年前かと思う。茂三座長の回でまあ安定して面白かった。なんばグランド花月は今「NGK」とか言っているが、昔はそんな呼び方はしてなかったと思う。そんなわけで、今日は昭和の風情へタイムスリップ。吉本のオープニングといえば「ホンワカパッパ~」というやつが有名で、今の若い人はこれが浮かぶであろう。しかし昔はこれ以外のオープニング曲もあった。昭和の土曜日といえば、小学校は、半日授業があったため帰宅してお昼を食べて吉本を見るというのが当時の小学生のスタンダードであった。土日に何本かやってたように記憶している。「花紀京」「岡八郎」「平参平」「原哲男」「船場太郎」「桑原和男」の6人がいつも単独でクレジットされていた。「花紀」と「岡八」が大看板でこの2人が共演することは普段なく、年末の特番のみ夢の共演が実現し、興奮して見たものである。週に何本か見ていたが、私が好きだったのが「popcorn」という オープニング曲であった。当時は曲の名前など知らず吉本の始まる時の音楽としか認識してなかったが、長じて曲名を知った次第である。他にも「シマヤだしの素」提供時のほのぼのとしたオープニングも好きだった。NGKなどとは言わず、「なんば花月」「梅田花月」に加え「京都花月」もあった懐かしい時代である。新喜劇以外にもお笑い番組は結構あってよく見ていたが、今と違って関西の芸人が東京進出することは少なかったため「仁鶴師匠」と「三枝師匠」以外の芸人を全国区で見ることは少なかったと思う。だからたまに全国放送に吉本の芸人さんが出ると「おお!」と感動して見たものである。毎日、朝から晩まで見慣れたお笑いタレントがバラエティ番組に登場し、これもお約束となったかのように、毎日、朝のニュース番組の合間に、おなじみのお笑いタレントが手をたたいて爆笑している様子が繰り返される。まったく食傷気味もいいところであってこの手のお笑い番組は一切見なくなった。しかし、お笑いという巨大マーケットの創出には成功したのだからビジネスとしては大成功なのであろう。今回はぼやいてばかりで申し訳ありません。そうそう「ぼやき漫才」といえば「人生幸朗・生恵幸子」師匠ですね。責任者出てこい!